私がスト担になるまで
SixTONESとの出会い
私が6人を知ったのはちょうど10年前の、2010年。
当時中学生だった私が好きだった先輩に似ているジャニーズJrがいる、ということで友人から教えてもらったのが、萩谷慧悟だった。(現7ORDER)
そこからすっかりJrの沼にハマった私は、萩谷君と同じHIP!HOP!JUMPに所属していた田中樹とジェシーはもちろん、当時Jrの第一線で活躍していた森本慎太郎、京本大我、松村北斗、髙地優吾の存在を知った。
地方住みであり中学生だったため、コンサートには行けなかったが
毎週少クラを見て、少ないお小遣いを使って毎月雑誌を買い、ジャニショでグッズを買っていた。
ジャニーズとの別れ
しかし、高校生になると部活や勉強が忙しくなり、すっかりジャニーズから離れてしまった。
バカレアのことも何となくは知っていたが、正確に誰が出ているかは把握していなかった。
SixTONESとの再会
そして時は流れ、ある日、Love-tune退所のニュースが飛び込んできた。
昔好きだった萩谷君が所属しているグループで、ほかのメンバーも昔から活躍している人たちだったので、それなりにショックを受けた。
退所の理由もなんだか闇が深そうで、ほかのJrの子たちは大丈夫なのかな、と心配になり検索してみた。
すると田中樹とジェシーがまた同じグループにいるではないか。
あの森本慎太郎と京本大我もいる。B.I.Shadowの松村北斗と髙地優吾までいる!
なんだこの面子が強すぎるグループは!!!
と衝撃を受けた。
しかしそんなに最強なメンバーがそろっているにも関わらず、まだデビューできていないということを不思議に思った。
もうみんないい歳だし、正直厳しいよな。なんて人ごとのように思ってそれ以上深入りするのをやめた。
SixTONESとの二度目の再会
そしてまた時は流れ、SixTONESデビュー決定のニュースを聞いた。
いつ知ったのか正確には覚えていないが、TVでカウコンを見ながらお母さんに、
私が昔好きだったあの子たちついにデビューするんだよ~
って言ったのは覚えている。
その次の日に、10年前に萩谷君のことを教えてくれた友人と初売りから帰る車で、
ついにSixTONESもデビューだね~。昔から知ってるからなんか応援したくなっちゃうね。
と話したことも覚えている。
そしてデビュー日には、仕事帰りにセブンでコラボチョコを買って、
デビューおめでとう~
というストーリーをインスタにあげた。
(なぜかDCを買うという考えが頭になかったw)
そして連日TVで見かける彼らへの興味がまた少しずつ高まっていき、
ついにYouTubeチャンネルに出会ってしまった。
この時の私はまだ、ジャニーズといえばキラキラしたアイドルというイメージだったのだが、YouTubeでの彼らは、個性的で面白くて、ただのYouTuberのようで、
あれ?ジャニーズってこんな感じだったっけ?と少し疑問に思ったが、
もともと東海オンエアなどYouTuberが好きだった私にとっては親しみを持ちやすく、どんどんハマっていった。
それから3日間で、ジュニアチャンネルからアーティストチャンネルまでのほぼ全ての動画を一気に見てしまった。
すっかりSixTONESに夢中な私だったが、この時はまだアイドルとしてというより、
YouTuberとして、芸人のような感覚で彼らのことを好きだった。笑
初めてのコンサート
そしてその週末にふと調べたHP。
なんとその翌日に私の地元福岡でデビュー後初のライブがあると書いてあった。
もちろんチケットなど持っていなかったが、会場のマリンメッセまでは歩いて行ける距離。
毎日YouTubeで見ている彼らに生で会える…!
という欲望に勝てずに、同行募集していた人にチケットを譲ってもらった。
もちろんオリジナル曲なんて全く分からない状態だったので、
徹夜で聞き込み、会場につくまでもひたすら聞き続けた。
会場に近づくにつれて、うちわを持ったかわいい女の子たちが増えてきて、
うわぁ~ジャニーズのコンサートだぁ~
と正直少し恐怖を感じた。笑
まだ担当も決まっていなかった。
昔からよく知っていて、MCをまわしているのが印象的な樹くんか、
顔が一番タイプなきょもかで迷っていた。
そんなとき、友人からきょものうちわを買ってきて、と連絡がきたため、
とりあえず自分は樹くんのうちわを買った。
デジチケなどよくわからなかったが、とりあえず同行者についていきなんとか会場入り。
※ここからTrackONE IMPACTのネタバレありです※
一曲目。ゴンドラから現れた6人を見て、
うぁ~、ジャニーズっぽいなぁwww
と少し気恥ずかしさを感じたのも一瞬で。
叫ぶような歌声と、挑戦的な表情は私の知っているジャニーズのアイドルではなかった。
激しさと少しの切なさを感じさせるその曲に、
もう目を離せなくなり、ただ必死にペンライトを振ることしかできなかった。
まだよく知らない6人の、まだよく知らない曲なのに、
パフォーマンスを見ただけでこんなにも胸に響くのか。
と衝撃を受けた。
そこから休む間もなく次々と曲が変わり、
そのたびに違う表情を見せる彼らに夢中だった。
imitation rainの前のコメントでは、
デビューに至るまでの彼らの苦悩を知り、
その大変な時期を自分は応援できなかったことを激しく後悔し、
これからは守ってあげたい、と6人へのどうしようもない愛おしさを感じた。
そのあとに聞いたimitation rainは、これまでTVで見ていたときとは全く異なり、
胸に重く響いて、6人の訴えかけるような表情は今でも忘れられない。
気づけばもうアンコールで、この時間が終わってほしくないと切実に思った。
Laugh in the LIFEの『楽しみつくす今逃さないように』という歌詞を噛みしめながら、
音楽に合わせて飛び跳ねて全力で楽しんだ。
そして最後にジェシーか誰かの言った、
リフレッシュできたかな?また明日からも頑張れるね!
的な言葉を聞いて、
ファンにとって、この時間が現実を忘れて楽しめる息抜きの時間であり、モチベーションであるということを理解してくれているんだな、ということがとても印象的で、素敵なアイドルだなと思った。
会場から出て、財布にある全財産分のCDを買って帰った。
立派なスト担になる
ライブの次の日からはもう頭の中がSixTONESでいっぱいだった。
毎日曲を聞いて、YouTubeを見て、夢中だった。
(ちなみに生で樹くんを見て以降、すっかり完璧な樹担になった。笑)
大阪公演にも夜行バスで駆け付けた。
アリーナ2列目、至近距離で見ても全員の顔が良すぎて驚いた。笑
コロナの流行で会えない時期が続いたが、SNSを通して幸せをくれる彼らへの愛は増すばかり。
セカンドシングルは段ボール1箱じゃ収まらないくらい買った。
親も友人もドン引きレベルのスト担の出来上がり!笑
これが、私がスト担になるまでのお話しです。
昔から6人を知っていたことは私にとって誇りでもあり、
6人の一番つらかった時期を応援できなかったことは後悔でもあります。
でもその分、これから6人がいつまでも6人らしくいて、世界に羽ばたけるよう少しでも力になれたらいいなぁと思っています。
みなさんと一緒にこれからもラフにラブを
SixTONESの活躍を見守れることを楽しみにしています。